Jame Jam(ジャーメジャム)【イラン料理】
第4回目は杉並区阿佐ヶ谷南にある「Jame Jam」さんに行ってきました。
頼んだコースはシーラーズコース(1人3,000円 税抜き)とチュニジア産の赤ワイン1本です。
予約は直接お店に電話で行いました。
コース内容は次のとおりです。
・ 前菜3種 + ナン
・串焼き3種 (ジュージェ・キャバーブ、ラム肉のクービーデ・キャバーブ、鶏肉のクービーデ・キャバーブ))
・煮込み + ライス
・デザート、 食後の飲み物(ペルシアンティorペルシアンコーヒー)付き
前菜3種
前菜は右からミルザガセミ(焼きナスのペースト)、ホムス(ひよこ豆と白ゴマのペースト)、マスティネ(ペルシャ産チーズ)です。
前菜と一緒に焼きたてのナンが出されました。
ナン
ミルザガセミはナスとトマトを主としたペーストで、あっさりとした中にも野菜の美味しさが感じられました。
ホムスはゴマと豆とオリーブオイルのペーストでした。ゴマの風味が美味しかったです。
マスティネはクリームチーズのような味わいでした。
前菜はナンと一緒に食べてみてくださいとのことでした。
焼きたてのナンが香ばしく、前菜を挟んで食べると、オリエント式のサンドイッチのようでした。
前菜はチュニジア産の赤ワインともよく合いました。
特にマスティネはこれだけで赤ワインを何杯か飲めそうなほど、ワインとマッチしていました。
チュニジア産赤ワイン
串焼き3種
串焼きは上から、鶏肉のクービーデ・キャバーブ、ジュージェ・キャバーブ、ラム肉のクービーデ・キャバーブです。
キャバーブとは串焼きのことで、クービーデ・キャバーブはミンチ肉の串焼きのことだそうです。
ジュージェ・キャバーブは鶏肉のぶつ切りの串焼きでした。
3種類ともスパイスで味付けしてあり、程よい塩加減で美味しかったです。
イラン式の焼き鳥といったところでしょうか。
ラム肉のクービーデ・キャバーブは、羊の臭みはまったくありませんでした。ラム肉の旨味だけが感じられました。
付け合わせのパプリカのようなものは、辛味のない唐辛子だそうです。
京野菜とのことで、食材が手に入った時のみ供されるようです。
パプリカのような味わいで、キャバーブと交互に食べると、キャバーブの美味しさをより強く感じることができました。
煮込み+ライス
煮込みは、たくさんの種類のハーブと金時豆を塩胡椒で味付けして煮込んだものだそうです。
ハーブの種類と量を調節して、特定のハーブの味や香りが突出しないように作っているとのことでした。
香草が柔らかくて味わい深く、噛むほどにハーブの美味しさを感じられました。
ライスと合わせると汁かけご飯のようになり、香草を使った和食のようでした。
ライスはインディカ米を使ったサフランライスです。
サフランは本物のサフランを使っているとのことでした。
金時豆も柔らかくて美味しかったです。
デザート
ペルシアンティー
デザートはバラのシロップをかけたアイスクリームでした。
バラのシロップは手作りだそうです。
バラの香りとバニラアイスクリームがよく合って、美味しかったです。
ペルシアンティーはエキゾチックな香りのする紅茶でした。
ペルシアンティーの正しい飲み方は、角砂糖を先に口に含んで、その後紅茶を飲み、口の中で砂糖と紅茶を混ぜ合わせて味わうそうです。
試したみたところ、ペルシアンティーの香りが強く感じられて、優雅な気分になれました。
お会計はコース2人前とワイン一本で約10,000円でした。
イラン出身のシェフ兼オーナーの男性が、1人で切り盛りされていました。
この日は他にお客さんがいなかったこともあり、オーナーの方から色々とイランのお話をうかがうことができました。
イランはペルシャと呼ばれていた昔から、日本との繋がりが深い国だったそうです。
イラン料理は香草をたくさん使っているにもかかわらず、あまりスパイシーではなく、とても食べやすいお料理でした。
美味しかったです。
ごちそうさまでした!!
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。